ここでは、Flash Media Encorder(以下FME)の設定と、Ustreamで配信するまでを解説します。
まず、前提としてニコ生で配信出来るように、ハードウェアやソフトウェア、そしてFMEの準備をしておきます。
各準備が出来ましたら、FMEの各項目をUstream用に設定します。
◯解像度とビットレート
ニコ生と違い、特に制限が無いので高めの設定にします。
ただし、あまりに大きな数値ですとPCへの負荷が高くなってしまいます。
PCのスペックにあった数値にしましょう。
主要な設定項目を抜粋します。
▼Format
VP6でもH264でもどちらでも構いません。
ビットレートを高めにするのならH264の方が画質は良いのでオススメです。
▼Input Size , Output Size
配信する解像度です。
HD(1280×720)とかでも配信出来ますが負荷がかなり高いです。
ですので、せいぜい640×360(16:9)程度にしておきましょう。
▼Bit Rate
大きくすれば画質が上がります。
ただし、こちらも数値を大きくすると負荷が高くなります。
せいぜい700~1000kbpsが妥当でしょう。
また、Audioにもビットレートを多めに割り振れます。
ステレオにしてみたり、128kbpsくらいに設定してみましょう。
▼Stream to Flash Media Server
番組設定からダウンロード、または開いた「XML」ファイルを確認します。
「rtmp」という先頭文字の後に続いている文字列をコピーします。
(例) rtmp;//1.1234567.fme.ustream.tv/ustreamVideo/1234567
これをFMEの「FMS URL」にペーストします。
次に「stream」という先頭文字の後に続いている文字列をコピーします。
(例) ABCdeFG123HIJKlmnop45qr54afdalj
これをFMEの「Stream」にペーストします。
以上で、FMEの設定は終了です。
◯配信スタート
FMEの「Start」を選択してFMEを稼働させます。
するとログが表示されますので、しばらく待ちます。
少し待つと、「Primary – Network Command : ping」というログが流れす。
流れたのを確認しましたら、Ustreamの自分のダッシュボードに移動します。
右上のある「ライブ配信」を選択します。
ライブ配信する番組を選択するウィンドウが出てきます。
先ほど作成した番組を選択します。
次に、小さいウィンドウが出てきます。
配信を開始する場合は「配信の開始」。
同時に録画する場合は「録画の開始」を選択します。
以上で、Ustreamの配信が可能になりました。
自分の番組ページを見て見て、実際に配信されているか確認します。
次は、チャットの設定をします。
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