大関の自作PCへの道!マザーボード編

自作PCへの道、今回は「マザーボード」です。

マザーボードは、まさにPCの中心となりうるパーツで、CPUやメモリ、ビデオカード、HDDなど、PCに関わるあらゆるパーツを接続して管理するものです。
その役割から、かなり重要なパーツであります。

マザーボード選びで重要なポイントは以下になります。

 1. 安定性
 2. 拡張性

ケースの時と似ていますが、役割がちょっと違うので、それぞれ解説していきます。

1. 安定性
マザーボードとしての安定性とは、多くのパーツを扱う際に必要な電源の管理や、マザーボードに付属しているパーツの質にあります。
具体的には、電荷を蓄えたり放出したりするのに使用する「コンデンサー」の質により、電源負荷が上がった場合の安定性に違いが出てきます。
また、ネットワークを管理するパーツ(NIC)や、オーディオを管理するパーツの種類により、それぞれの質が変わります。

2. 拡張性
マザーボードには、いくつか接続出来るパーツがあります。
 ・CPU
 ・メモリ
 ・ビデオカード
 ・HDD
これらのパーツをいくつ付けられるかは、マザーボードの種類によって違います。
CPUが2個載るものもあれば、ビデオカードを4つも搭載出来るものもあったりします。
また、将来的に発売されるパーツに、ファームウェアでマザーボードを更新する事により対応出来るタイプもあります。
同メーカーからも複数のマザーボードが発売されていますので、これらの機能の違いを把握して、どのモデルを買うか決める事になります。

では、スペックを確認しながら、今回購入予定のマザーボードを決めて行きましょう。
色々調べて、今回購入を検討しているのは、以下の2点です。

 ・Fatal1ty Z77 Professional(ASRock)
 ・P8Z77-V PRO(ASUS)

当初はMSI製品を検討していたのですが、将来性と安定性を考えてASUSに変更しました。
ケースと同じく、せっかくなので各メーカーのなかでも良いものを選びました。
それでは、スペック別に解説をしていきたいと思います。

◯チップセット
チップセットは、CPUやメモリ、ビデオカードなど、それぞれのパーツを繋ぐ役割をする、複数の集積回路の事を言います。
今回のマザーボードは、全てIntelの「Z77」のチップセットに対応しています。
このZ77は、IvyBridgeというIntelのCPUに対応しているチップセットになります。
このIvyBridgeに対応しているチップセットは以下になります。
 ・Z77
 ・H77
 ・B75
各チップセットは、大きくは変わりありませんが、以下のように違いがあります。

 ▼Z77
   ・CPUオーバークロック
   ・PCI Express ・・・ 「1×16」or「2×8」or「1×8+2×4」
   ・最大USBポート ・・・ 14
   ・SATAポート(Max 6Gb/s) ・・・ 6(2)
 ▼H77
   ・PCI Express ・・・ 「1×16」
   ・最大USBポート ・・・ 14
   ・SATAポート(Max 6Gb/s) ・・・ 6(2)
 ▼B75
   ・PCI Express ・・・ 「1×16」
   ・最大USBポート ・・・ 12
   ・SATAポート(Max 6Gb/s) ・・・ 6(1)

CPUをオーバークロックしたり、最高のパフォーマンスを得たい場合はZ77を選ぶと良いでしょう。

◯フォームファクタ
これはマザーボードのサイズの規格です。
「ATX」を標準として、それより小さい「Micro-ATX」や「Mini-ATX」などがあります。
この種類によりケースの大きさを考える必要がありますが、殆どのケースはATXには対応しているので問題無いと思います。

◯VRM
VRMは「Voltage Regulator Module」の略称で、家庭用電源から来た電流をCPUに合った電圧に変換するパーツです。
CPUは動作によって消費電力が変更されるので、電流量が随時変化します。
その電流量が変化しても電圧を一定にする必要があり、その時に使用されるのがVRMパーツとなります。
基本的には、このパーツの数が多ければ多い程、一つあたりに対する負荷が分散されて安定性が増します。
「Fatal1ty Z77 Professional」は、「16個 + 8個」という構成で、計24個も積んでいます。
「P8Z77-V PRO」は、「12個 + 4個 + 2個」の計18個を積んでいます。
「Fatal1ty Z77 Professional」の方が個数が多いので、安定性はあるのかもしれませんね。

◯PCI Express(PCI)
PCI Expressは、主にビデオカードやキャプチャカードを拡張するのに使用する端子です。
また一つ古い規格のPCIは、オーディオ製品や一部のキャプチャカードに今も使用されたりしています。
この数が多ければ多いほど、拡張カードを増やせます。

PCI Expressには「レーン」という概念があります。
レーンには以下のような種類があります。
 ・ x 16
 ・ x 8
 ・ x 4
 ・ x 1
このレーン数はフレキシブルに扱う事ができて、合計のレーン数によって使用数をいろいろ振り分ける事が出来ます。

例えば26レーン数が上限のものがあったとします
以下のようなパターンで振り分ける事が出来ます。
 ・ x16 x8 x1 x1
 ・ x16 x4 x4 x1(余り1)
 ・ x8 x8 x8 x1(余り1)
マザーボードには分かりやすいように「x16」などの表記が書いています。
ビデオカードなどは主に「x16」に接続することになります。
キャプチャカードは「x1」に接続するタイプが多いようです。
また、互換性がありますので、「x16」の端子に、「x1」対応の拡張カードを接続する事も可能です。

ただ、最近のビデオカードは「x16」端子に接続しても、カードの大きさから隣り合っている端子に干渉する場合が多いです。
多くは2スロット使用してしまうものが多いので、端子数が多いからと言って、同じ数の拡張カードを接続出来るとは限りません。
それを考慮して、マザーボードによっては、「x16」の付近には十分なスペースを取ったタイプもあります。

今回選んだマザーボードには、十分なレーン数とスペースが確保されていますので、ビデオカードを二つ搭載する事も可能となっています。
たぶん実際はそこまで使用しないかもしれませんが、将来的にするかもという事で、選んでいます。

◯NIC
NICは「Network Interface Card」の略称で、要はネットワークカードの事です。
インターネットや、LANを組んだ場合に使用される端子です。
このパーツで有名なのが、「Broadcom」と「Intel」です。
評判的にはIntelの方が良いようですね。
今回のマザーボードでは、「Fatal1ty Z77 Professional」は「Broadcom」で、「P8Z77-V PRO」が「Intel」となっています。
個人的にはIntelを選択したいですね。

◯Audio
主に音声を扱うパーツです。
マイクやヘッドフォンなどを管理しますが、所詮はマザーボードに付属しているものなので、そこまで良いものではありません。
それでも良いマザーボードには、5.1chなどのサラウンド機能が付いているものもあります。
本格的に音質にこだわりたい場合は、サウンドカードを別途購入した方が良いでしょう。

◯SATA
主にHDD、もしくは光学ドライブを接続する端子です。
この端子数が多ければ、多くのHDDを接続する事が出来ます。
SATAには「6Gb/s」と「3Gb/s」があり、それぞれ「600MB/s」と「300MB/s」の実行速度を持っています。
ただし、HDDの転送速度が単体ではそこまで出ないので、通常の使用の場合は3Gb/sでも問題ありません。
また、6Gb/sの端子に3Gb/s対応のドライブを接続しても互換性があります。

eSATAは、「External Serial ATA」の略称で、SATAを外付けとして使用する場合に接続する端子です。
ただ、通常のSATAのケーブルなどは使用出来ないので、注意が必要です。
USBなどに比べて転送速度が高いので、HDDのパフォーマンスを十分に発揮する事が出来ます。
「Fatal1ty Z77 Professional」はeSATAが1つ付いていますが、「P8Z77-V PRO」は付いていません。

◯USB
マウスやキーボードなどの周辺機器を接続するのがUSBです。
USBには「2.0」と「3.0」があり、それぞれ「60MB/s」と「625MB/s」の実行速度を持っています。
USB3.0になって、SATA(6Gb/s)に迫る転送速度を実現し、外付けHDDの高速化を実現しました。

※パーツ購入検討表は、最新の記事にて公開しています。

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  • コメント (6)
    • じゃーにー
    • 2012年 6月5日 23:55

    家でもレンダリングするなんて流石です、先生!!

      • 大関@管理人
      • 2012年 6月6日 20:22

      いやwレンダリングするかは分からないけど、主には生放送の配信用とゲーム用ですよ。

    • セフィロス
    • 2012年 6月9日 23:57

    どもー
    お久しぶりですー

    なかなか気合いいれてますねw

    それとやっとゴールド加入したのでL4D2やりませんか?日時はお任せしますー 基本私は夜ですけど。

    ただ、ゲーマータグを消しちゃって新しく作ったので今フレンド登録してあるやつは消してしまっても構いませんよー

    今の私のタグ名は、ってここで言ったらまずいですねーw

      • 大関@管理人
      • 2012年 6月13日 23:53

      返信大変遅れました〜。
      おひさしですね。

      自作PCせっかく初めて組むので、気合入れて調べていますよ〜。
      まぁある程度失敗覚悟ですが、それもまた勉強という事で。

      L4D2ですか。
      最近また面白いミューテ来たので、やっていた所です。
      基本、土曜日夜の生放送の時にやる事多いので、もしそちらで都合合えばどうでしょう?
      だいたい23時過ぎから放送しています。

      フレ登録も、その時で良いんじゃないですかね?
      わいのIDは「KONISHIKIZEKI」なので、先行して送っていただいても構いませんでっす。

    • セフィロス
    • 2012年 6月14日 11:12

    どもー

    私はその時間で問題ないですよ!
    あと、フレンド登録とSkypeの登録もそのときにしましょう。

    ミューテはインフルエンザのやつですかね?w

      • 大関@管理人
      • 2012年 6月17日 5:34

      16日(土)に配信出来なくて申し訳でした。
      配信前に力尽きて寝てしまって・・・。

      とりあえずフレ登録はしておきましたので、またオンで時間合った時にやりましょう。
      平日でも良いですし、また来週の土曜日夜の配信の時でも良いです〜。

      せっかくのゴールド復帰だったんですが、申し訳でした〜。

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