大関の自作PCへの道!ケース編

自作PCへの道、今回は「ケース」の焦点を絞って解説していきたいと思います。

ケースは、文字とおり、自作PCに必要な各パーツを収める箱になっています。
ただ、パーツを入れるだけなら、どんな箱でも良いのですが、ケースの役割は以下の3点が重要になってきます。

 1. 拡張性
 2. クーリングシステム
 3. 安定性

それぞれ、ざっと解説していきます。

1. 拡張性
拡張性とは、「パーツをどれだけ増設出来るか」という事になります。
主には、「HDD」や「光学ドライブ」がメインとなります。
その他にも、メモリやメディアスロットなどがありますが、マザーボードに依存するものも多いので、ケースとは別の扱いとします。

2. クーリングシステム
クーリングシステムは、各パーツから発せられる「熱」を、ファンなどを使って冷やすシステムの事です。
ケース内から出る熱は、ケース外から冷たい風を吸って、ケース内を通り熱を吸収し、ケース外に吐き出されます。
この空気の流れを作るのに重要なのが「ファン」であって、どの位置に、そしてどの大きさのなどで変わってきます。
これがケースによって、場所が変更されるので非常に重要になってきます。

3. 安定性
ケースにとっての安定性とは、クーリングシステムによる長時間稼働の安定性も含まれますが、重量や、ケースの作りによる耐久性も含まれます。
ケースの材質が軽いものや薄い厚さだと、内部のパーツの振動とかにより共鳴して、騒音が出てしまう事があります。
ただ、重くて大きければ良いというわけでもありません。
設置場所や、取り回しの必要性もありますので、バランスを考える必要もあります。

では、実際のスペックを解説しながら、今回購入を検討しているケースを見て行きましょう。
今回購入を検討しているのは、以下の2点です。

 ・COSMOS II RC-1200-KKN1(以下COSMOS2)
 ・HAF X RC-942-KKN1(以下HAFX)

共にCooler Masterの製品で、COSMOS2は最上位ケース、HAFXもフルタワーケースとして上位のケースに位置づけられています。
ケースは、パーツの世代が変更しても、ケース自体は変わらず使い続けられるので、せっかくなら良いものをと、この二つを選びました。
それではスペック別に解説をしていきたいと思います。

◯サイズ
ケースのサイズは大きく分けて3つ分けられます。
 ・ミニタワー
 ・ミドルタワー
 ・フルタワー
文字とおり、サイズが大きく変わりますが、マザーボードの規格にそっていれば、ミニタワーでも入らないという事はありません。
ファンの数や、拡張性の大きさでサイズが変わるという事です。
今回の二つのケースは、拡張性やファンを多く積んで静音性も重要視したので、共にフルタワーサイズとなっています。

◯重量
ケースは内部にアクセスするためにパネルを開けることが出来ますが、そのパネルの厚さによって、重量が決まったりもします。
パネルやケース自体の厚さがしっかりしたものであれば、早々には歪まないですし、重量もあれば置いた時に安定します。
ただし、重すぎたり、ケースの形状的に横倒し出来ない場合、パーツを設置するのにやりにくい場合もあります。
COSMOS2は横倒ししにくい構造ですし、重量もケースだけで22kgもあります。
普通に持つもの大変ですし、パーツを設置するのも少し苦労がいるかもしれません。
HAFXは10kg近くも軽い、14kgくらいになっています。
形状的にも横倒ししやすそうです。

◯ドライブベイ
ドライブベイは、光学ドライブはHDDを設置するためのスペースの事を言います。
光学ドライブは通常「5.25インチ」、HDDは「3.5インチ」のベイを使用します。
ただ、場合によっては5.25インチのベイにHDDを設置する事も可能です。
このベイの数だけドライブ類が設置出来る事になりますが、接続する端子の数はマザーボードに依存するので、なんでもかんでもたくさん付けれるわけではありません。
っまた、「オープンベイ」と「シャドーベイ」がありますが、オープンベイはケースの外からHDDにアクセス出来るもので、HDDを外から差し込む形で使用出来る感じです。
シャドーベイは、パネルを開いて、内部からHDDを設置する必要があるものです。

◯I/Oパネル
I/Oとは、「Input(入力) / Outoput(出力)」の略で、外部の周辺機器とやりとりする際に使用する端子類が集まる場所です。
主には、USB、IEEE1394、ヘッドホン、マイク、などが多いようです。
一番良く使うのはUSB端子だと思います。
外付けHDD、マイク、キーボード、マウス、キーボード、iPhoneなどとの接続など、USBは汎用性ある端子なので、ここの端子数が多い方が便利だと思います。
ただ、少なくてもUSBハブという製品で、USBの数を増やす事も出来ますので、そこまで心配するものでもありません。

◯拡張スロット
拡張スロットは、マザーボードに接続した周辺機器に繋げるためのスロットです。
主にはマザーボードの「PCI Express端子」、「PCI端子」を使用したものが多いです。
PCI Express端子は、ビデオカードやキャプチャカードなどの多くのデータをやりとりするものに使用されます。
このスロット数が多ければ、より多くの周辺機器を付ける事が出来るわけです。
ただ、一つのビデオカードで3スロット占有するものもあったりするので、スロットの数だけ周辺機器が付けられるわけではないので、注意して下さい。

◯クーリングシステム
主に、標準で付属しているファンと、追加(オプション)で付ける事が出来るファンの情報です。
ファンには、「直径」と「厚み」などのサイズで決められているものが殆どです。
オプションで追加する場合は、このサイズを参考にします。
ケースの種類によって、このファンの数と、取り付けられる場所、サイズなどが決まります。
ファンの数が変われば、どれだけケース内を冷やせるかというのも変わるわけです。
また、空冷ファンに変わって、水冷のクーリングシステムを取り付けられるものもあります。
その場合は空冷よりもスペースが必要になるので、ケースサイズを考えて導入しなければなりません。

◯電源
ケースによっては標準で付属しているものもあります。
殆どのケースは、決められた電源規格を搭載出来るので、通常で付属しているか、していないかを確認する程度で良いでしょう。

◯その他
「CPUクーラーの高さ」とは、CPUクーラーを取り替えた場合に参考になるサイズです。
CPUクーラーも大きさが様々なものがありますので、ケースの幅と干渉しないサイズを選ぶ必要があります。
その際に、参考になるサイズになります。
同様に「ビデオカードの長さ」も、ケースの奥行きで長いビデオカードを搭載出来ないものもあります。
ビデオカードを購入する際は、確認しておくサイズです。

※パーツ購入検討表は、最新の記事にて公開しています。

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